WASTE MANAGEMENT BUSINESS廃棄物管理業

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廃棄物管理業の発展と廃棄物管理会社の誕生

複合商業施設やオフィスビルなどは、はじめは建物管理会社が清掃や廃棄物処理も含めた建物管理の業務をしていたものの、廃棄物処理のみを専門とする廃棄物管理会社は約10年前に、事業系一般廃棄物を中心に展開しはじめ、最近はチェーンストア化により、本部の管理下のもと、全店舗において共通の廃棄物処理をすることが困難となり、また、不法投棄や再委託などの違法行為などの監視もできないため、排出事業者の代理として廃棄物処理の管理を行う会社が点在し、現在は全国に約300社以上の廃棄物管理会社が存在しています。
この廃棄物管理会社が誕生した背景には、そういった排出事業者のニーズを的確にとらえ、そのニーズに応え、排出事業者からの評価もあって成り立っているためであり、廃棄物管理会社が違法な存在であったり、廃棄物を管理すること自体が違法行為となる訳ではありません。
ただ、廃棄物管理会社を取り締まる法律はなく、それを利用して、悪質な廃棄物管理会社が誕生し、排出事業者や廃棄物処理業者に対して、不利益を与えていることも事実です。
そのため、廃棄物管理会社の存在意義や価値、または廃棄物管理行為に対して、良いイメージを持っていない排出事業者や廃棄物処理業者が存在していることも事実です。