廃棄物管理会社の活用

排出事業者の法的責任は、排出する廃棄物の最終処分が終了するまで、適正処理を最終まで監視する責任があります。
排出事業者が処理を委託する実務業者(収集運搬、処分)が、不法投棄や不適正処理などを行った場合でも、その廃棄物を排出した排出事業者の責任となります。
このような事象を起こさないためにも、適正な実務業者を選択し、活用していきましょう。
廃棄物管理会社の活用例
~ ある排出業者(食品工場)の場合 ~
工場の問題点
① マニフェストが発行されていない
② 各契約書がない
③ 本社工場と比べて廃棄物コストが安すぎる
④ 取引業者の与信調査がされていない
⑤ 排出量(収集量)を把握していない
⑥ 収集条件(収集曜日・収集時間)が分からない
ご提案内容

廃棄物の品目分け | 排出量の算出 | 処理フローの作成、 処理業者の選定 |
産業廃棄物を選別し、 許可業者へ依頼 |
結 果

工場から排出される全ての廃棄物が、法的な問題を解決し、また、通常の処理工場へ搬入せずに、廃棄物管理会社のネットワークを活用などする事でコスト面についても地域相場より安価で継続処理を出来るようになり健全な工場運営をしていただけるようになりました。
このように、廃棄物管理会社を存分に活用することで、より良い事業展開が行えます。