WASTE MANAGEMENT BUSINESS廃棄物管理業

06

廃棄物管理業を成功するための11のポイント

許認可を必要としない廃棄物管理業は、廃棄物管理のサービスを簡単にはじめることはできますが、排出事業者や処理業者と良好な関係を構築しないと継続的に廃棄物管理を遂行することは困難になります。
そのなかで、廃棄物管理を専業として、事業の成功をなしえるためには、どのような要素が必要かをご紹介します。
廃棄物管理業を行う上で、排出事業者や実務業者から信頼を得て、任せても安心してもらえる廃棄物管理会社となることが必要条件となります。

廃棄物管理業にとって必要な要素

  • ① コンプライアンスに関して問題となることが無いこと
  • ② 処理委託料金の適正さとその根拠を十分に説明すること
  • ③ 排出事業者の事業内容や考え方を理解・尊重し、それに沿った提案が出来ること
  • ④ 排出事業者や実務業者に対しての報告・連絡・相談の早さと精度をあげること
  • ⑤ 実務業者や行政などと良好な関係のもと排出事業者に様々な提案が行えること
  • ⑥ 将来にわたっての見通しを事前に報告・相談しその時への対応方法を事前に打合せること
  • ⑦ 自分の足で現地に赴き、自分の目で確認し、継続可能な的確な提案を行うこと
  • ⑧ 回収実務業者への料金の支払いに関し、未払い及び遅れなどが無いこと
  • ⑨ リサイクルや廃棄物に関し法令や処理技術の最新情報を知っていること
  • ⑩ 廃掃法の知識と実務的なルール・礼儀を理解し、良好な関係構築に努めること
  • ⑪ 情報網から得た、専門知識を駆使し新たな処理プロセス並びに新たなサービスを創造すること

排出事業者に有益となるようCSRへの取り組みやコストメリットはもちろん、調査した廃棄物の品目や数量を基に廃棄ロスの削減などを提案できることも、廃棄物管理会社として信頼を得る方法です。